読書感想文「俺か、俺以外か。 ローランドという生き方」
先日また非常に気になるタイトルの本を見つけました。
それが、タイトルにもある通り「俺か、俺以外か ローランドという生き方」です。
著者はテレビでも話題の元歌舞伎町No.1ホストで、実業家のローランド氏。
この本やローランド氏の第一印象は、本当に自分のことが大好きなんだな、、、
ということでした。しかし、これは嫌味や皮肉ではなくただ素直に感じたことだったのです。
自分が大好きだから、それだけで頑張れるし、自信が持てる。
日本では昔の流れを汲んで、控えめなことや謙虚であることを美徳とする教育を行っている。
しかしそれこそが、自分に自信が持てないことの原因の一つなのではないかと思う。
最初から「自分が好きなものなら、どんな苦労も厭わない」と言えるのも素晴らしいと思うが、後天的に「自分が好きなものなら、どんな苦労も厭わない」と言えるのもある種の才能なのかもしれない。
今の自分の生活に対して抱いている、表現しがたい不満や不十分感に一筋の光が差し込んでいるかのような読後感だった。
読了直後の感想を忘れないために現在この記事を書いているが、いつかまた読み返す日が来るのだろうか。
この本は何回も繰り返し読むことでより内容に没頭できるような気がしている。